文化政策研究 第17号

文化政策研究 第17号
Cultural Policy Research vol.17

日本文化政策学会【編】
B5判並製/136頁
定価 本体2800円+税
ISBN 978-4-902078-82 -4
2024年5月刊行

CONTENTS    
[論 文]
音楽ベニューとしてのクラブによる地域文化的ケアと実験的な文化醸成―オーガナイザーに着目して―石川琢也
文化財保護と観光をめぐる真正性についての理論的再考と政策課題の検討―伝統的建造物群保存地区の場合―奥野耕平
行政内部における直営文化施設の役割―芸術文化の専門人材を核とした他部署との連携―長津結一郎,髙石萌生,黒野雅直,山本宗由
アート・コミュニケータは社会課題とどう接続するか―「とびラー」のレジャーキャリアに着目して―吉水由美子
[研究ノート]
伝統芸能の継承と発展のための国立劇場の役割―国立劇場おきなわを事例として―岡本 彩,立石訓人
障害のある人の文化権の保障に関する現状と課題―障害者の権利に関する条約を通して―小野田由実子
[事例報告]
地域文化を活かした住民参加型の地域おこしの実践の意義―和束と宇治田原の取り組み―水野璃名人
学会紹介/投稿規定/編集後記
CulturalPolicyResearch16

文化政策研究 第16号
Cultural Policy Research vol.16

日本文化政策学会【編】
B5判並製/114頁
定価 本体2800円+税
ISBN 978-4-902078-78 -7
2023年5月刊行

CONTENTS    
[研究ノート]
植民地期朝鮮の公会堂における近代的催事の市民の享受の実態について―仁川・釜山・群山の事例を中心に―井原麗奈
地方自治体文化政策関連審議会の現状と課題―都道府県,政令市等の事例から―岩瀬智久
障害のある人の表現活動の成果と課題―障害福祉サービス事業所等に係る文献レビューから―小野田由実子
社会における歴史文化の位置づけ―五大都市の総合計画における記述の変遷から―藤岡麻理子
事業実施主体からみた日本遺産の継続性に関する研究柳澤伊佐男
若年層によるソーシャルメディア上での著作物利用の実態と意識―イラストを事例に―渡部春佳
[政策評論]
無形文化財及び無形民俗文化財の登録制度の論点 筬島大悟,伊藤文彦
学会紹介/投稿規定/編集後記
文化政策研究 第15号

文化政策研究 第15号
Cultural Policy Research vol.15

日本文化政策学会【編】
B5判並製/126頁
定価 本体2800円+税
ISBN 978-4-902078-73-2
2022年4月刊行

CONTENTS    
[論 文]
オーケストラの資金調達における新たな潮流―個人支援の多様化と可能性―大鐘亜樹
明治4年太政官布告の「古器旧物」分類の特質―博覧会と神祇行政の関係性に注目して―高久 彩
[研究ノート]
芸術家定義の多義性を踏まえた調査の活用と継続髙橋かおり
企業連の実践にみる阿波踊りの地域文化資源化の諸相 中村まい
政策主体としての自治体職員の役割―アートプロジェクトの立案プロセスに着目して―韓 河羅
フランスにおける食の文化遺産化―栗の食文化に見る地域振興と文化政策―森崎美穂子, 須田文明
「創造型」サードプレイスとしての美術館―東京都美術館「とびらプロジェクト」を事例に―吉水由美子
学会紹介/投稿規定/編集後記
文化政策研究 第14号

文化政策研究 第14号
Cultural Policy Research vol.14

日本文化政策学会【編】
B5判並製/180頁
定価 本体2800円+税
ISBN 978-4-902078-64-0
2021年4月刊行

CONTENTS    
[特集]新型コロナウィルス感染症パンデミックと芸術文化支援
はじめに阪本 崇
コロナ禍で見えた日本の芸術文化政策の課題片山泰輔
「芸術文化は民主主義にとって必要だ」 ―パンデミック時代のドイツの文化政策―藤野一夫
コロナ禍における芸術文化と公共性 ―フランスの文化支援策の考察を通じて―藤井慎太郎
[論 文]
トルコ国際協力調整庁(TİKA)による対外文化財政策―「反射」という考え方に着目して―佐々木啓介
明治政府の博物館政策と国家像―帝国博物館に至る列品分類の変遷の観点から―高久 彩
[研究ノート]
戦時期地方文化運動は地方の文化的な豊かさを守ったのか ―千葉県の鴨川文化協会の活動から―大蔵真由美
文化遺産及び自然遺産の国内的保護に関する勧告の意義筬島大悟
刑事司法領域における芸術活動と評価の枠組み 風間勇助
1970・80年代の文化行政に対する文化財保護の立ち位置に関する試論―埼玉県を事例として―土屋正臣
芸能の継承―「アイヌ古式舞踊」の保存継承をめぐる文化政策研究―谷地田未緒,押野朱美
[政策評論]
対外文化政策の実践例に関する一考察―ジャポニスム2018の現場から―嶋根智章
学会紹介/投稿規定/編集後記
文化政策研究 第13号

文化政策研究 第13号
Cultural Policy Research vol.13

日本文化政策学会【編】
B5判並製/94頁
定価 本体2800円+税
ISBN 978-4-902078-60-2
2020年5月刊行

CONTENTS    
[特別寄稿]
特別寄稿によせて阪本 崇
日本における観光と文化政策片山泰輔
美術館における「自由」をめぐる近年の動向―国際的な視点から―作田知樹
行政改革後の自治体文化政策小林真理
[研究ノート]
アートプロジェクトにおける市民参加をめぐる「可塑的な協働」―市民と行政・アーティストの関係における主体性と抑圧のジレンマを越えて―石橋鼓太郎
高度成長の時代における文化財保護運動の現在的意義―文全協の分析を中心として―土屋正臣
[事例報告]
鹿児島県霧島国際音楽ホールの設置過程―地域組織「友の会」に焦点を当てて―熊田知晃
学会紹介/投稿規定/編集後記
文化政策研究 第12号

文化政策研究 第12号
Cultural Policy Research vol.12

日本文化政策学会【編】
B5判並製/124頁
定価 本体2800円+税
ISBN 978-4-902078-56-5
2019年5月刊行

CONTENTS    
[特 集]社会デザインとしての文化政策
はじめに阪本 崇
「社会デザイン」としての文化政策における「法」の役割小島 立
障害者による文化芸術活動の推進に関する法律及び基本計画の策定過程長津結一郎
政策と実践をつなぐ中間言語―『はじめての“社会包摂×文化芸術”ハンドブック』の作成―中村美亜
[論 文]
台湾における興行取締規則の制定と実施―皇民化運動期以前の大衆演劇活動からの考察― 陳 怡如
障がいのある人の創作活動を社会との関係で捉え直す―活動の論点整理と推進の仕掛け―村谷つかさ
[研究ノート]
文化財保護行政から歴史まちづくり行政へ―京都府宇治市を事例として―土屋正臣
[事例報告]
静岡県におけるオリンピック文化プログラム推進に見る地方自治体文化政策の課題岩瀬智久
伝統芸能の産業化―韓国貞洞(ジョンドン)劇場の『ミソ(MISO)』を事例として―李 知映
横浜トリエンナーレサポーターにみる集団特性に関する研究上野正也,鈴木伸治
学会紹介/投稿規定/編集後記
文化政策研究 第11号

文化政策研究 第11号
Cultural Policy Research vol.11

日本文化政策学会【編】
B5判並製/174頁
定価 本体2800円+税
ISBN 978-4-902078-51-0
2018年6月刊行

CONTENTS    
[特別企画 新基本法]
基本法改正と文化政策の今後片山泰輔
[論 文]
国内の文化多様性に向き合うフランス文化政策の議論と実践―「差異への権利」を中心に―長嶋由紀子
権利侵害を肯定しない旅行者たちのアニメツーリズム―富山県南砺市を事例に―花房真理子,熊坂賢次
文化と宗教の位相の変移―カナダ マッセイ報告書がもたらしたもの―松本郁子
1959年から1965年までのシンガポールの文化政策―マラヤ文化の形成めぐる事例を中心に―南田明美
[研究ノート]
1940年を中心とした日本における文化政策論の背景と特質大蔵真由美
地域に展開する企業メセナの役割と特徴―地域文化資源に着目した実践を事例として―竹口弘晃
[政策評論]
文化政策における「文化」概念の問題干場辰夫
[事例報告]
ブラジルの連邦メセナ法:ルアネー法―「その仕組みと問題点―花田勝暁
学会紹介/投稿規定/編集後記
文化政策研究 第10号

文化政策研究 第10号
Cultural Policy Research vol.10

日本文化政策学会【編】
B5判並製/156頁
定価 本体2800円+税
ISBN 978-4-902078-45-9
2017年5月刊行

CONTENTS    
[10周年記念 巻頭言]
日本文化政策学会の設立10周年に寄せて熊倉純子
[10周年記念]
日本文化政策学会10年の歩みと文化政策の動向片山泰輔
[論 文]
公立文化施設における「平成の合併」の影響―旧町村部に立地する文化施設の全国調査を通じて―大橋加奈
「文化力」とは何か?―東日本大震災後の「音楽の力」に関する学際研究が示唆すること―中村美亜
日本のプロ・オーケストラのプログラミングに影響を及ぼす要因―統計分析を通して―西田紘子,大草孝介
アートによる多文化の包摂―日本人の外国人住民に対する「寛容な意識づくり」に着目して―楊 淳婷
[研究ノート]
文化遺産保護の国際協力体制に関する研究―国際記念物遺跡会議の設立に至る議論の展開―藤岡麻理子
国際展の地域コミュニティ形成への影響―水と土の芸術祭(新潟市)を事例に―吉田隆之
[事例報告]
浜松市の創造都市政策における市民活動支援の展望―「みんなの浜松創造プロジェクト」を中心に―朝倉由希
台湾における近代文化の保存と継承―公会堂を中心としたフィールドワークに基づいて―井原麗奈,陳 怡如
文化フォーラム春日井を核とした創造的循環の形成鳥羽都子
学会紹介/投稿規定/編集後記
文化政策研究 第9号

文化政策研究 第9号
Cultural Policy Research vol.9

日本文化政策学会【編】
B5判並製/160頁
定価 本体2800円+税
ISBN 978-4-902078-41-1
2016年3月刊行

CONTENTS    
[論 文]
1960年代から1980年代における英国コミュニティ・アートの変遷とアーツカウンシルの政策方針小林瑠音
日本における初期の市場自由化方針と映画政策の展開―1960年代「輸出日本映画金融措置」の成立から廃止まで―鄭 仁善
憲法25条「文化」の由来と意味―文化権との関連性―中村美帆
韓国における米軍政期の文化政策李 知映
[研究ノート]
映画をつくる映画館―映画館と市民参加による映画製作の事例研究―石垣尚志
京都市岡崎公会堂―文化の中心としての役割について―井原麗奈
芸術家のキャリア形成に関する文化生産論的考察―文化審議会の議論を手がかりにして―髙橋かおり
市民と共に取り組む文化財保存に関する研究―博物館における市民協働型IPMを事例に―曳地真澄
[事例報告]
転換期を迎えたシンガポールの文化政策―政府機関のコミュニティ・アート事業―南田明美,齋藤梨津子
学会紹介/投稿規定/編集後記
文化政策研究 第8号

文化政策研究 第8号
Cultural Policy Research vol.8

日本文化政策学会【編】
B5判並製/192頁
定価 本体2800円+税
ISBN 978-4-902078-38-1
2015年3月刊行

CONTENTS    
[論 文]
アーツカウンシルにおける「アームズ・レングスの原則」に関する考察太下義之
文化の領域に見られる「平成の合併」の影響―非中心地域の文化事業に焦点を当てて―大橋加奈
シンガポールの文化政策と市民運動―ブキット・ブラウン墓地保存活動を事例として―齋藤梨津子
芸術音楽を通じた仏独文化交流の黎明―1950-52年独仏の放送局による活動検証より―田崎直美
[研究ノート]
戦前期の行幸啓からみる公会堂の公共性井原麗奈
地域組織と芸術団体の協働による自治体文化政策の可能性―旧質美小学校活用の取組事例―滋野浩毅
地域の文化資源をめぐる社会的実践の理論構築に向けた予備的考察竹口弘晃
劇場による舞踊家支援の可能性―国内の専門家・劇場関係者等に対するインタビュー調査の結果から―山口典子
アートプロジェクトはソーシャルキャピタル形成に寄与するか―越後妻有と愛知の比較―吉田隆之
[事例報告]
文化庁補助事業「文化芸術の海外発信拠点形成事業」の見直しの過程について内村太一
地域文化振興に「まち歩き」が果たす役割―「まいまい京都」を事例として―冨本真理子
学会紹介/投稿規定/編集後記
文化政策研究 第7号

文化政策研究 第7号
Cultural Policy Research vol.7

日本文化政策学会【編】
B5判並製/306頁
定価 本体2800円+税
ISBN 978-4-902078-37-4
第7号 2014年3月刊行

CONTENTS    
[論 文]
情報社会の旅行者が文化政策に果たす役割の研究―コンテンツツーリズムを事例に―片山明久
国際文化交流政策における「自由」と「パートナーシップ」―1970年代西独の事例―川村陶子
公共ホールにおけるアーカイブ活動の意義と課題新藤浩伸
浜松における音楽を通じた多文化共生教育のあり方―外国人支援教育を越えて―鈴木恵梨香
地域の文化的資源の顕在化に関する研究―「文化の資源化」と「コンテクスト転換」による価値発現の視点から―竹口弘晃
「社会改良」としての「演劇改良」土屋絢子
フランス第一次地方分権改革における文化政策の制度設計―ナント都市圏の事例分析から―長嶋由紀子
戦後日本の「文化国家」概念の特徴 ―歴史的展開をふまえて―中村美帆
ものづくりの技とアートの新結合―大阪府東部地域ものづくり企業におけるイノベーション―本田洋一
無形文化遺産・京都祇園祭の持続可能性について山田浩之
[研究ノート]
地方都市における映画文化と映画館―地方都市のミニシアターの現状と可能性―石垣尚志
旧産炭地の形成と再生に関わる芸術文化創造活動の意義に関する研究國盛麻衣佳
日本アート・シアター・ギルド(ATG)の設立背景に関する考察―1950–60年代映画産業の大手企業独占構造と外国映画輸入制度を中心に―鄭 仁善
日本のポップカルチャーが日本語学習者に与える影響―カタールの事例から―根本愛子
「武力紛争の際の文化財の保護に関する条約第二議定書」の運用状況と課題藤岡麻理子
地方自治体による芸術文化支援と創造的環境に関する試論―政令指定都市における芸術文化事業を事例に―渡部春佳
[政策評論]
対外文化政策における実践的視座―日本・イスラエル外交関係樹立60周年を終えて―嶋根智章
文化・芸術行政に関する公的支援を巡る経済学的論説への評価と検証―実務者の視点から―丹下甲一
[事例報告]
文化的景観を活かした地域再生の試み―兵庫県篠山市における取り組みから―川井田祥子
学会紹介/投稿規定/編集後記
文化政策研究 第6号

文化政策研究 第6号
Cultural Policy Research vol.6

日本文化政策学会【編】
B5判並製/196頁
定価2940円(本体2800円+税)
ISBN 978-4-902078-31-2
第6号 2013年3月刊行

CONTENTS    
[論 文]
EUの文化政策にみる地域振興 ―欧州文化首都を事例に―土屋朋子
植民地期朝鮮の公会堂に対する支配権力の認識について―都市における設置状況と運営主体を中心に―井原麗奈
若手アートマネジメント人材における能力開発―文化施設等の職員に対する実態調査から―石川緋名子
市民ボランティアを通じたまちづくり―あいちトリエンナーレ2010 の事例から―佐口史華
アジア・太平洋戦争期における厚生音楽運動―小船幸次郎と大中寅二の反応を例として―寺田卓矢
小中学生の芸術・スポーツの活動状況に関する実証研究―地域,性,家庭環境による違いに注目して―西島 央,木村治生,鈴木尚子
各自治体の文化条例の比較考察―創造都市政策に言及する最近の動きを踏まえて―吉田隆之
[研究ノート]
三重県における公共劇場間の連携の意義について ―津あけぼの座/津あけぼの座スクエアと三重県文化会館を事例として―冨本真理子
文化芸術振興事業における公立文化施設の研究―滋賀県立芸術劇場びわ湖ホールを事例として―松本桜子
産業政策としての博物館―サウス・ケンジントン博物館の制度についての基礎的考察―高久 彩
1970–80 年代大阪における文化政策の考察―文化システム・市民運動・政策形成―本田洋一
学会紹介/投稿規定/編集後記
文化政策研究 第5号

文化政策研究 第5号
Cultural Policy Research vol.5

日本文化政策学会【編】
B5判並製/118頁
本体2800円+税
ISBN 978-4-902078-28-2
第5号 2012年2月刊行

CONTENTS    
[日本文化政策学会への期待]
文化政策学会5周年に贈るメッセージ後藤和子
日本文化政策学会に期待すること利光 功
[特 集]文化政策研究の地平線(II)
はじめに伊藤裕夫
文化政策研究と文化経済学―著作権,産業組織,文化多様性―後藤和子
社会学〈界〉の特性と文化政策学の可能性友岡邦之
文化政策の目的は何によって語られるべきか阪本 崇
「自治の文化化」―自治体文化政策の現状と展望―鬼木和浩
[論 文]
インターカルチュラリティについて―分析と国際文化交流への応用―嶋根智章
障害者の福祉well-beingにおける芸術的表現の意義―滋賀県社会福祉事業団の取組に基づく考察―川井田祥子
[研究ノート]
「無形文化遺産の保護に関する条約」第17条の分析と日本の国際支援の可能性大貫美佐子
学会紹介/投稿規定/編集後記
文化政策研究 第4号

文化政策研究 第4号
Cultural Policy Research vol.4

日本文化政策学会【編】
B5判並製/136頁
本体2800円+税
ISBN 978-4-902078-24-4
第4号 2011年2月刊行

CONTENTS    
[論 文]
EU文化政策における博物館収蔵品の流動性—長期貸借の動向から—高久 彩
多民族国家ニュージーランドの映画文化と文化政策について—先住民族マオリの位置づけを中心に—児玉 徹
シンガポールの芸術政策におけるブランド戦略—パフォーミング・アーツを中心として—伊志嶺絵里子
租税政策を活用した文化・芸術振興政策の可能性とその限界丹下甲一
「創造の場」としてのアートNPOの可能性についての考察—ココルームの取り組みから—萩原雅也
[研究ノート]
イギリスの非欧米系アートにみる文化政策(1976年-1989年)—「民族芸術」から「文化的多様性」へ—石松紀子
戦前期日本ペン倶楽部設立をめぐる国際情勢目野由希
植民地期朝鮮における娯楽・集会施設に関する考察—京城公会堂・京城府府民館を対象に—井原麗奈
学会紹介/投稿規定/編集後記
文化政策研究 第3号

文化政策研究 第3号
Cultural Policy Research vol.3

日本文化政策学会【編】
B5判並製/172頁
本体2800円+税
ISBN 978-4-902078-19-0
第3号 2009年12月刊行

CONTENTS    
[論 文]
文化政策の国際的評価の視点—国際法規範に基づく国内文化政策の評価をてがかりに—稲木 徹
国際文化交流機関の理念と経営—ブリティッシュ・カウンシルの芸術交流事業を事例に—桶田真理子
地域ものづくり産業の振興と芸術系大学の役割—東京藝術大学と東京都東部地域ものづくり企業の連携—本田洋一
都市におけるクリエイティブな余暇空間と文化政策川上敏寛
地域資源の活用による観光まちづくりに関する考察—地域資源活用モデルを使って—冨本真理子
集団的知性の形成から捉えたアートプロジェクトの組織経営的政策分析・評価試論久木元拓
[研究ノート]
文化権の憲法上の根拠に関する一考察—憲法的議論の困難性から出発して—正木 桂
「ナチズムの文化政策」研究の現状と課題穴山朝子
南米ベネズエラの音楽教育システム「エル・システマ」の政策的考察山田真一
[評 論]
近世・近代転換期における演劇・劇場と文化政策鈴木滉二郎
学会紹介/投稿規定/編集後記
文化政策研究 第2号

文化政策研究 第2号
Cultural Policy Research vol.2

日本文化政策学会【編】
B5判並製/124頁
本体2800円+税
ISBN 978-4-902078-18-3
第2号 2009年3月刊行

CONTENTS    
[特 集]文化政策研究の地平線
文化政策研究の対象と研究課題〜特集趣旨と問題提起を兼ねて〜伊藤裕夫
文化政策への国際関係的アプローチ川村陶子
映画法案作成過程における統制構想の明文化—「初の文化立法」の条文作成過程—加藤厚子
文化政策における生き残り戦略—環境変化を経験する映画界の今後—河島伸子
[論 文]
戦前〜戦後期における地域文化財行政と在野研究者のかかわり—神奈川県文化財行政の動向と赤星直忠を事例に—須田英一
文化政策の転換期としての佐藤栄作政権時代—モニュメント建設と「芸術文化振興」とのあいだで—梅原宏司
[研究ノート]
佐賀町エキジビット・スペースにみるオルタナティブと創造性松本英恵・藤枝守・森田昌嗣
学会紹介/投稿規定/編集後記
文化政策研究 第1号

文化政策研究 第1号
Cultural Policy Research vol.1

日本文化政策学会【編】
B5判並製/134頁
本体2800円+税
ISBN 978-4-902078-13-8
第1号 2008年6月刊行

CONTENTS    
[巻頭言]
「文化政策学」への期待と展望中川幾郎
[創立大会記念講演]
日本の文化政策の進路と日本文化政策学会への期待青木 保
[論 文]
分権化過程における文化権制定法理の課題〜条約−憲法−法律−条例間関係の権利展開〜鈴木滉二郎
芸術政策における消費者補助金制度の可能性田中鮎夢
大阪市「新世界アーツパーク事業」にみる文化政策の課題―文化と公共性の現場―櫻田和也・吉澤弥生・渡邊 太
まちづくりに貢献しうる地域博物館に関する事例研究冨本真理子・織田直文
[研究ノート]
アメリカにおける雇用政策と地域芸術振興に関する研究―雇用促進事業CETAが残したもの―秋葉美知子
田村明と都市の「デザイン」について―「文化」と「まちづくり」を結ぶ「景観」と「物語」―梅原宏司
コミュニティの再生ツールとしての地域通貨林加代子
都市の創造性に依拠したまちづくり主体の研究―楽洛まちぶら会の成立・発展過程を事例に―滋野浩毅
1950年代の日本におけるカントリー音楽コミュニティの形成と音楽愛好団体の役割津田敏之
学会紹介/投稿規定/編集後記