日本文化政策学会自治体表彰制度に関する事務局研究員募集

日本文化政策学会では、地方自治体の文化政策における優れた取り組みを表彰することで、当該自治体におけるさらなる政策推進の発展と、他の自治体における改革機運の醸成を促し、全国の自治体文化政策の水準向上に貢献することを目的に自治体表彰制度を創設しました。

科学的な政策研究にもとづく公平で客観的な顕彰を行うためには、表彰対象事例の選定を担う調査委員会を支援する調査研究体制を整備することが必要になります。

このたび、調査研究業務を担う事務局研究員を公募することにしました。

1.募集職種及び人数
自治体表彰制度・事務局研究員 1名

2.応募資格
日本文化政策学会会員(学生会員を含む)

3.任期
就任した日から2025年3月末(更新あり)

4.業務内容
(1)調査委員会の指示のもと、地方自治体の文化政策に関する調査研究を行い、その結果を同委員会に提出する。
(2)調査委員会の開催準備、及び同委員会への出席。

5.報酬
月額2万円(税込み)

6.調査研究成果の二次利用
表彰制度の運用に支障がない限り、本事業において実施した調査研究の結果を、個人の業績として学会等で発表することは可能です。当事業への参画をご自身の自治体文化政策研究の材料として活用いただくことを期待しています。

7.応募方法
以下の書類をメールに添付して期限までに事務局まで送付してください。
(1)応募期限 2023年11月20日(月)

(2)提出書類
 ・履歴業績書(写真不要)
 ・応募動機(A4用紙1ページ以内)

書類選考のうえ、必要に応じて面接を行います(オンライン面接を含む)。

(書類送付先)
日本文化政策学会事務局 E-mail:jacpr_office[a]jacpr.jp
*メール件名を「自治体表彰制度に関する事務局研究員 応募」としてください。
*メールアドレス[a]を@に置き換えてください。

> 募集要項PDF

第17回年次研究大会の若手交流促進企画の公募開始

会員の皆様

既にご案内のとおり、来年3月16日(土)・17日(日)に、日本文化政策学会第17回年次研究大会(大会テーマ「多様性と共生社会―分断の時代の文化政策―」)を、青山学院大学(東京都渋谷区渋谷4-4-25)で開催いたします。

本日から、同研究大会における若手交流促進企画の公募を開始いたします。

下記リンクから募集要項をご覧いただき、締め切り等を確認の上、積極的にご応募ください。
※URLをクリックしてもアクセスできない場合は、URLをコピーしてブラウザのアドレスバーに貼り付けていただけますよう、お願いいたします。

第 17 回年次研究大会「若手交流促進企画」
https://drive.google.com/file/d/1UzeFZKdKcG5R3jj8mJKX0ynmhw_JBQt7/view?fbclid=IwAR1vohFYdn1QWVTMzbntBRKb1tPuQs6aLgL0DASKcGOvfLZpOvM94-Gp0gQ

注意事項
・第17回大会は対面形式での開催の予定です。ただし社会状況により、やむを得ず直前までに開催方法を変更する可能性もあります。
・緊急事態宣言の発令等により発表のキャンセルを余儀なくされる場合も、支払い済みの交通費や宿泊代の補償はありません。
・オンライン開催となった場合も、支払い済みの交通費や宿泊代の補償はありません。

第17回年次大会実行委員会

第17回年次研究大会の研究発表・企画フォーラム・若手ポスターセッション等の募集開始

会員の皆様

来年3月16日(土)・17日(日)に、日本文化政策学会第17回年次研究大会を、青山学院大学(東京都渋谷区渋谷4-4-25)で開催いたします。
本大会のテーマは「多様性と共生社会―分断の時代の文化政策―」です。
本日から、同研究大会の研究発表・企画フォーラム・若手ポスターセッション等の募集を開始いたします。

下記リンクから募集要項をご覧いただき、締め切り等を確認の上、積極的にご応募ください。
※URLをクリックしてもアクセスできない場合は、URLをコピーしてブラウザのアドレスバーに貼り付けていただけますよう、お願いいたします。

第17回年次大会研究発表募集要項
https://drive.google.com/file/d/1f5QJjl0DbNmodEqUvmPTzsHtM4PJd0y6/view?usp=drive_link

第17回年次大会企画フォーラム募集要項
https://drive.google.com/file/d/1uHWRxesfleX0zTw-LJa-mlsdKiBaeG67/view?usp=drive_link

第17回年次大会若手ポスターセッション募集要項
https://drive.google.com/file/d/136MvbsyzDaxaz2tQJR0c-rHWhGNInEt0/view?usp=drive_link

第17回年次大会やむを得ない事情がある研究者のためのオンライン研究発表(オンライン分科会)募集要項
https://drive.google.com/file/d/1aiARu8sfPRIa8YBvtW3hLEb45xnTd1It/view?usp=drive_link

注意事項
・第17回大会は対面形式での開催の予定です。ただし社会状況により、やむを得ず直前までに開催方法を変更する可能性もあります。
・緊急事態宣言の発令等により発表のキャンセルを余儀なくされる場合も、支払い済みの交通費や宿泊代の補償はありません。
・オンライン開催となった場合も、支払い済みの交通費や宿泊代の補償はありません。

第17回年次大会実行委員会


Call for Research Presentations for the 17th Annual Conference

Dear Members of JACPR,

We are now accepting submissions for research presentations for the 17th Annual Conference, to be held from March 16th and 17th at Aoyama Gakuin University, Tokyo.
Please refer to the application guidelines and deadlines at the following links. We look forward to your submissions.

Application Guidlines of JACPR 2023
https://drive.google.com/file/d/1GTQg34Qe_WK5T29FyBzo3uz9BVOkMuNx/view?usp=drive_link

Note:
・The 17th Annual Conference will be held in person. However, the conference may be shifted online depending on surrounding circumstances.
・There will be no compensation for transportation or accommodation costs for those cancelling participation even in the case of a declaration of a state of emergency.
・There will be no compensation for transportation or accommodation costs if the Association decides to hold this conference online.

Organising Committee JACPR 2023

第2回学会奨励賞審査結果について

日本文化政策学会では、2023年1月1日より第2回の学会奨励賞のための応募受付を開始し、受理した論文および著書について審査を行いました。以下に、その結果をお知らせいたします。

○審査結果

[論文の部]
高久彩「明治4年太政官布告の『古器旧物』分類の特質 ―博覧会と神祇行政の関係性に注目して―」『文化政策研究』第15号,pp.27-49,2021年(2022年4月20日発行).

[著書の部]
該当作なし

○審査過程の概要
今回は、「論文の部」として4作、「著書の部」として1作を審査いたしました。5名の審査委員は、各候補作について、学会奨励賞審査委員会規則を踏まえた8項目につき、5段階の評価を行うとともに、300字程度の講評を提出しました。その結果は審査委員長が取りまとめを行い、それを審査委員全員で確認し、協議のうえで受賞作を決定しました。なお、8つの審査項目は下記の通りです。

A. 日本文化政策学会の目的にあった研究であるかどうか。
 a. 広い意味での文化に関わる社会事象を焦点に当てている。
 b. 実際の政策、政策のプロセス、政策上の判断を導く規範など、政策に視点を置いている。
B. 今後、研究者として発展可能性があるかどうか。
 a. 研究目的に相応しい研究方法を採り、的確に遂行している。
 b. 学術的著作として十分な体裁を整えており、論理の展開も明確である。
C. 研究内容に独創性または新規性があるかどうか。
 a. 先行研究にない新しい理論や概念、モデルの構築、もしくは新しい観点や方法論の提示に成功している。
 b. 学術的意義の高い、新規の事実・資料の発見や、研究領域の開拓を行っている。
D. 研究成果が文化政策の発展に寄与するかどうか。
 a. 先行研究を充分に踏まえたものであり、文化政策研究の潮流の中に位置づけられている。
 b. 豊富な根拠資料に基づいており、資料としての観点から見て利用価値が高い。


○受賞作についての詳細 (さらに…)

研究会&視察「文化継承とジェンダー」開催のご案内

日本文化政策学会では、会員企画提案による連続研究会&視察「文化継承とジェンダー」を開催いたします。奮ってご参加ください。


「文化継承とジェンダー」

2022年、元舞妓さんのツイートが話題になった。未成年者である舞妓さんが飲酒の強要や客との入浴を迫られ、人権よりも伝統を守ることが優先される実態が明らかとなった。歴史的あるいは文化的な背景とした、自分のルーツに対する誇りやアイデンティティの尊重は、文化政策において最大の目的である。ただし、「伝統」や「文化」の保存や継承が、時として「その人がその人らしい生き方」を意味する人権の保障と相容れない状況が生まれる。そのうちの一つが、冒頭に掲げた舞妓さんの告発に見られる、伝統文化とジェンダーの間の齟齬だ。
文化の継承とは、現代社会の人権意識とかけ離れていても、その形式が引き継がれることに意味を持つのか。あるいは現代社会の人権意識などの社会規範に沿うように、形を変えながら文化は継承されるべきなのか。変化を前提とするならば、その変化は誰によって引き起こされ、誰が受容し、担い手となるのか。他方で、社会に適合するよう形を変えた文化は、その本質的価値まで変わってしまうのか。変化を前提とした場合、文化の継承や保護の制度は、どうあるべきなのか。以上のような様々なフェーズの課題が山積しているが、これまで文化政策研究は、文化の継承や保護におけるジェンダーの問題と正面から向き合ってきたとは必ずしも言えない。
高千穂神楽では近年、女性が新たな文化の担い手となりうるのか、模索が続いている。本フォーラムでは、先ずこの事例を踏まえながら、文化の保存や継承とジェンダーの間に横たわる“溝”の今を詳らかにしてみたい。その上で、文化の保存や継承のその先にある、「その人がその人らしい生き方」と、それを支える政策のあり方を登壇者のみならず、参加者全員で議論してみたい。

① 録画配信研究会(課題提起)@YouTube
期 日  :2023年10月11日(水)~年内
発表者  :森千鶴子(フリーライター・地域コーディネーター)
討論者  :中村美亜(九州大学大学院芸術工学研究院未来共生デザイン部門教授)
土屋正臣(城西大学現代政策学部准教授)
司 会  :土屋正臣
定 員  :20名(先着順)
参加費  :学会会員は無料。非会員は500円。
申込先  :https://forms.gle/3E5mcLN6EbWRiaeCA
申込期限 :10月10日まで
※お申込みいただいた方にメールにて、ユーチューブのアドレスをお伝えいたします。

② 視察
期 日 :2023年11月3日・4日@高千穂町
視察対象:高千穂さと神楽保存会(中畑神楽における女性神楽)メンバー(師匠さんと、女性会員)への聞き取りと意見交換
現地案内:森千鶴子
定 員 :10名(先着順)
参加費 :学会会員は無料。非会員は500円。ただし、宿泊費・現地での移動費1人15,000円(集合場所までの交通費含まず・現地支払い)は自己負担となります。
申込先 :https://forms.gle/1dkktDYKhjFbquqN6
申込期限:10月6日まで
※集合場所・集合時間の詳細は、参加者に別途お伝えします。

③ オンライン研究会(まとめ)@ZOOM
期 日 :2023年12月3日(日)13時30分~15時30分
報告者 :視察参加者1~2名
討論者 :視察参加者、森千鶴子、中村美亜、土屋正臣、研究会参加者
司 会 :土屋正臣
定 員 :20名(先着順)
参加費 :学会会員は無料。非会員は500円。
申込先 :https://forms.gle/HejLHVUE5PM67Tmc6
申込期限:11月30日まで
※お申込みいただいた方に、メールにてZOOMのアドレスをお送りいたします。


問い合わせ先:土屋正臣 masaomi1アット(「@」に修正願います)josai.ac.jp

PDFダウンロード
https://www.jacpr.jp/wp-content/uploads/2023/09/09f68c376b4ba5b3e47a5e0d11099e0f.pdf